※上記が保証対象箇所になります。
目に見える場所で結露が発生しやすいのは窓です。高階の家では高断熱仕様のサッシと適正な換気設計で断熱と同時に結露対策も行なっています。
結露で本当に怖いのは目に見えない壁内結露です。壁内結露を防ぐには、壁内に水蒸気を入れないように室内側に防湿シートを用い、室外側に透湿防水シートを用います。さらに構造用合板は透湿抵抗値の低いものを使用し、万が一壁内に入った水蒸気は通気層から外部排出します。
気密性能はC値という値で確認することができます。家の延床面積に対する「隙間面積」の割合を示す数値で、床面積1㎡あたりどれくらいの隙間が有るかを表した数値です。この値が小さいほど隙間が少なく、気密性が高いことを意味しています。気密性能は家の寿命を左右するほか、省エネ性能にも大きく関わっています。C値は1.0以下を一つの目安としてチェックしましょう。高階の家はすべての家で気密性能のテストを行っていて、完成時のC値0.6以下を標準としています。
一般的にシロアリ対策に使われる合成殺虫剤の効果は3年から5年しか持ちませんが、ホウ酸は分解や揮発することがないので室内の空気を汚さず効果が低下しません。再処理も不要なので、維持コストも有利です。水溶性のため水には溶けてしまいますが、屋内では半永久的に効果が持続します。
効果としては、シロアリを代表する害虫類および木材腐朽菌、カビ等に効果を発揮し、金物や釘などを腐食させません。長持ち・省エネ住宅の絶対条件と言ってもいい対策と言えます。
さらに、一般的にシロアリ対策に使われる薬剤(ネオニコチノイド系)は人体の悪影響が疑われるためEUでは使用禁止となっていますが、ホウ酸は腎臓をもつ人間や犬猫には基本的に無害(安全性が高い)です。