高断熱住宅はクーラーBOXと同じ仕組みです。断熱材による保温効果とあわせて気密性の高さが要求されます。
高断熱な住宅をつくるには、断熱材を隙間なく均一に施工し、それが長期に渡り持続する必要があります。これが高断熱住宅において最も難しいところです。
断熱材が隙間なく連続性をもっていないと、壁の中の空気が温度差で移動します。
こうした現象は断熱欠損を起こし、壁体内結露の原因になります。さらに、高断熱住宅を維持するには、高気密住宅であることが必須になります。高階ではすべてのお家で気密テストを実施し、C値0.6以下の超高気密住宅をご提供しています。
高階が年間12棟しか建てないのは、こうした丁寧な作業と徹底した施工管理を最優先としているからです。
日本のほとんどの住宅は、リビングと廊下や水廻り部分を比べると、約6℃〜10℃の温度差があります。ヒートショックとは、そうした暖かい部屋から寒い部屋、または逆というように温度が急激に変化した際に血圧や脈拍が上昇または下降して、心臓や血管に大きな負担をかけることです。ヒートショックが最も起きやすいのは冬場のトイレや浴室といわれています。浴室事故の70%は脳卒中などの循環器系障害によるもので、不幸にも入浴中にお亡くなりになる方は1万4000人以上で、浴室事故が12月〜2月の厳寒期に集中していることから、入浴中に死亡した大部分がヒートショックによるものだろうと推測されています。
夏の直射日光の熱をしっかりと遮断。2階やロフト部分の「熱ごもり」も気になりません。
断熱材を家中まるごと隙間なく施工しています。壁に通気層を設けることで壁内のわずかな湿気も排出し、内部結露を防止しています。
高断熱仕様のサッシを採用。冷暖房の効きがよくなり、結露も気になりません。
床に断熱材を敷き詰め、床からの放熱を防ぎます。冬場でも素足で歩ける快適性を実現、キッチンの底冷えも解決します。