日本の住宅の平均寿命は約30年。アメリカの約55年、イギリスの約77年と比べると大変短い状況となっています。
家の中の空気は加湿器を運転したり調理したり入浴することで、外の空気より多くの湿気を含んでいます。その水蒸気が隙間から家の壁の中に入ってしまうと、そこで結露する危険性が出てしまいます。
隙間はなぜできるのでしょうか?ほとんどの場合は、壁や天井裏に施工する断熱材の継ぎ目や重力による断熱材の偏りなどによって生じるのです。
この壁内結露は柱や土台を濡らしてしまい、腐食、カビ、シロアリの発生に繋がります。これが家の寿命を極端に短くする大きな原因なのです。
健康住宅365ではこうした問題が起こらないように、断熱材の施工方法にも工夫をしています。健康住宅365で使っている断熱材や詳しい施工方法に関しては、モデルハウスや構造見学会などで詳しくご覧いただくことが可能です。
高気密であれば室内の空気が壁内に入り込む可能性がそもそも低いというメリットがあります。万が一壁内にわずかな湿気が入り込んでも、壁内に通気層があり排出できる構造になっています。
シラス壁は水に強く、湿気を吸収するという特徴を持っています。
このシラス壁を外壁や内壁に使うことで、さらに家の耐久性はアップします。
ホウ酸は米・カルフォルニア州や西トルコの鉱脈で採掘される「ホウ酸塩鉱物」を精製して作られます。ホウ酸は鉱脈の他にも海水、淡水、岩石、すべての植物、土壌などに存在する天然物です。
一般の薬剤に比べて人体に安全であることと、再処理がいらない(殺虫剤は3〜5年程度の持続効果)という利点があります。
建築時点で上記のような様々な工夫を凝らし長期に渡って長持ちする家を実現していますが、さらに安心して住んでいただくために長期の保証と定期的なメンテナンスをさせていただいています。