【現場レポート】セルロースファイバーの断熱施工


こんにちは!兵庫県三木市を中心に健康に住み続けられる家づくりを手がける高階です。

今回ご紹介するのは、セルロースファイバーを使った断熱施工の風景です。

一般的に断熱材は、

●グラスウールなどの無機繊維系
●発泡ウレタンなどのプラスチック系
●セルロースファイバーなどの木質繊維系

の3種類があります。

グラスウールはすき間なく施工するのが難しいこともあり、高階では発泡ウレタンかセルロースファイバーを使った断熱を用いています。

セルロースファイバーというのは新聞紙などを原料にした自然素材の断熱材です。断熱、調湿、防音、防火、防虫など優れたところが多いのが特徴です。ただし、施工に際しては効果を最大限に発揮できる密度で充填することが重要なポイントになります。

ということで、実際の作業風景をご覧いただきましょう。


写真のビニール袋に入っているのがセルロースファイバーです。この袋から中身を取り出して、後ろの車の中にある装置に充填します。


この掃除機のようなノズルからセルロースファイバーが噴出されていきます。


ノズルを上下左右に動かしながら、まんべんなく行き渡るように施工していきます。

セルロースファイバー断熱を採用する際には、事前に電気配線や水道、ガスの配管を行います。写真のようにファイバーを充填機で吹き込んでいきますので、隙間を作らないためにそのような段取りにするのです。

断熱パネルを並べる形だと、どうしても隙間ができてしまいます。その隙間から結露が発生したりするのですが、ファイバーの吹き付けでは隙間を徹底的に無くしますので、すべての面において効果が高いとされるのです。

また、吹き込めば良いということでもありません。

吹き込む量が適切でないといけません。量が少ないと、時間とともにファイバーが下に落ちてきてすき間ができてしまいます。そうなると結露が発生したり肝心の断熱効果も下がってしまいます。多すぎると施工の際に邪魔になります。そのために、十分な経験を積んだ熟練の技術者にお願いするわけです。


ご覧の通り、まんべんなく充填されキレイな断熱施工となりました。

セルロースファイバーでこのような断熱をする場合に一つ注意点があります。それは、施工後にコンセントの位置や配管の位置を移動するのが困難であるということです。わずかなすき間も作らないように、断熱施工前にコンセントや配管の設置を済ませてしまうからです。

普段こんな現場はご覧にならないと思いますが、家の性能を大きく左右するので、ぜひ知っておいていただければ幸いです!

高階の家では、他にも様々な断熱の工夫を行っています。ご興味のある方は、「健康を守る高断熱住宅」をご覧ください。

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