【家づくりノウハウ】ペットと暮らすマイホームづくり

こんにちは!兵庫県三木市を中心に健康に住み続けられる家づくりを手がける高階です。

コロナ禍になり、おうち時間が長くなったことから、ペットを飼う方が増えているそうです。そこで今回は、ペットを飼う際の家づくりのポイントを、猫と犬のケースに分けてご紹介させていただきます。

□安心&お手入れしやすい床材を使う
これは、犬と猫どちらの場合でもおすすめしたいポイントです。犬や猫は複合フローリングだと滑ってしまって歩きにくく、足腰を痛めてしまう危険があります。そこで、ペット用のフロアコーティング剤を施すのがおすすめ。ペットにも人体にも悪い影響がない素材でコーティングできて、滑りにくく、傷つきにくくもなり安心です。近年はペット飼育専用の床材もありますので、検討してみても良いかもしれません。

□猫を飼う場合の家づくりのポイント
基本的に猫は高いところから見下ろすのが好きな動物。室内でも自由に上り下りができるように、猫用の階段やキャットウォークをつくってあげるのがおすすめです。できるだけ行き止まりの少ない、回遊性の高い専用通路があると猫ちゃんも運動不足にならずに済みます。
猫が自由に出入りできる、猫専用のドアを設置するのもひとつの案。最近ではマグネットストッパーで開閉ができるものも多いので、猫ちゃんの自由とお部屋の冷暖房効率を両立させることが可能です。
さらに、猫は気に入った場所で爪とぎを繰り返す習性があり、壁紙がボロボロになってしまうことも⋯⋯。事前に爪とぎスペースを用意し、その部分以外には腰壁くらいまで高耐久ビニールクロスを施工すると安心です。

□犬を飼う場合の家づくりのポイント
基本的に群れることが好きな生き物ですが、ワンちゃん専用の居場所をつくってあげることも大切。専用のお部屋をつくる以外にも、玄関土間を広くとってワンちゃんが過ごせる場所をつくったり、階段下のスペースを活用してペット用のスペースにしたりと、方法はいくつかあります。
また、犬は遊ぶのが大好き、外で走り回るのが大好きな生き物です。庭や屋上などにドッグランを設け、ワンちゃんが自由に動き回れるスペースがあると、ストレスを溜めずに済みます。
玄関や庭先、屋上などには飛び出し防止のフェンスを設けることも大切です。さらに、玄関先には外部水栓を設置すると散歩からの帰宅時にとても便利です。お湯が出るようにしておくと、冬場でも快適に使えます。

他にも、コンセントの位置を高くしてペットが届かないようにする。鳴き声が気になる場合は防音性能を高める。においは気になる場合は消臭効果の高いシラス壁を採用する、など様々な方法があります!飼っているペットの性格や特性に合わせてご提案させていただきますので、家づくりの際はお気軽にご相談ください♪