【家づくりノウハウ】老後を考える夫婦2人の家づくりポイント

こんにちは!兵庫県三木市を中心に健康に住み続けられる家づくりを手がける高階です。

「子どもが皆成長し巣立っていったので、家を建て替えたい」
そんなご夫婦のご依頼が、近年増えています。夫婦2人の終の住処となる新たな家を建てる場合、どのような点に配慮すれば良いのかをお伝えします!

□間取りも金額もコンパクトに

夫婦2人が老後も暮らしやすい家にするためには、家の中の動線をコンパクトに設計します。
余分な廊下などはできるだけ省き、各部屋に行き来しやすい間取りが理想です。階段の上り下りが難しくなることも想定し、平屋を建てる方が多いです。

また、間取りや動線だけでなく、金額もコンパクトにすることが大切。
老後の生活を圧迫しないように、無理のない資金計画が必要不可欠です。

□夏に涼しく、冬に温かい家にする

室内での熱中症やお風呂場でのヒートショック現象など、高齢になるとより危険性が高まります。
そのような事態を防ぐためには、高い気密性と断熱性が必要不可欠。当社では全館空調システムを取り入れているので、年中快適な室温を保つことが可能です。

□バリアフリーに配慮する

普段は気にならない家の中のちょっとした段差でも、高齢になって足腰が弱ったり、車椅子での生活になったりすると、大きな障害になることがあります。
家での事故を防ぐためにも、バリアフリーを意識した設計は必須です。

具体的には、室内の床の高さを揃えたり、玄関にスロープをつけたり、必要箇所に手すりをつけたりします。トイレは車椅子でも入れる広さにしておくと安心です。また、雨天時に車と室内を濡れずに行き来できるカーポートもあると便利です。

□前の住まいで叶えられなかったこだわりを入れる

せっかくの夫婦2人の新居。予算などに配慮する必要はありますが、前の住まいで叶えられなかったことや、長年抱いていた夢を取り入れた家づくりをしたいものです。
例えば、「インナーガレージが欲しい」「アイランドキッチンにしたい」「野菜づくりができる庭が欲しい」など、無理だとは決めつけずにぜひ相談してみてください。できる限り多くの要望を取り入れ、新たな住まいでの生活が楽しみになるような家づくりが理想です。

これから夫婦2人で新たな家づくりをお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください♪