こんにちは!兵庫県三木市を中心に健康に住み続けられる家づくりを手がける高階です。
今回は、「子育てしやすいリビング」について考えてみました。
最近はリビング学習をするお子様が増えており、子ども部屋はいらない、最小限の広さでいい、という方も増えています。
その傍らで、テレビを観たり、タブレット学習をしたり、スマホで動画を観たりと、各個人の時間が増えていることも確かです。
これからのリビングづくり、どのようにしていくのが良いのでしょうか?
① ダイニング近くに学習スペースをつくる
前述のように、宿題や勉強は自分の部屋ではなくリビングするお子様が増えています。親が宿題をみてあげたり、時には教えたりする必要性もあるため、家事をしながら様子を見守れる環境がベストです。例えばダイニング横に学習用カウンターをつくるなどすれば、お子様が勉強時に使えるのはもちろん、大人の在宅ワーク時などにも役立ちます。
② キッチンからの死角をつくらない
「キッチンはお母さんの司令塔」とも言われるほど、お母さんはキッチンで作業をしながら様々なことを考えています。お子様の様子を見守りつつ料理をして、次にやらなくてはならないこと、明日の料理の献立、食品や日用品のストック、子どもの予定や持ち物、明日の仕事の予定など⋯⋯たくさんのことを確認しながらキッチンに立っています。キッチンからの死角をつくってしまうと、お子様の様子が見えない、家の様子が分からない部分ができてしまい、お母さんの思考と家事の妨げになってしまうのです⋯!
③ ダイニングテーブルの位置はキッチンと横並びがベター
最近では、キッチンと横並びにダイニングテーブルを配置する家が増えています。そうすることで配膳・片付け時も動線がスムーズですし、お子様でもお手伝いしやすいという利点があります。また、キッチンに立ちながら様子を見やすいので、学習机や作業台としても使いやすくなります。
④ リビング収納を充実させる
お子様がある程度大きくなるまでは、子ども部屋ではなくリビングで過ごすことがほとんど。そのため、リビングにお子様の勉強道具、おもちゃ、洋服などをしまえるようにすると、親も子も片付けるのが楽チンに。リビングをスッキリきれいに保つためにも、リビング収納は大切です。
⑤ テレビ+ソファにとらわれない
リビングにはテレビとソファを置く、というのがこれまでの一般的なリビングのあり方。しかしそのリビングの形は、少しずつ時代に合わせて変えていく必要があります。テレビよりネット、動画、スマホやタブレットといった娯楽が家庭でも一般的になっている昨今、必ずしもリビングにはテレビとソファは必要ないのかもしれません。テレビの代わりにホームシアターを設置し、シアタールームをつくる家は増えています。
「子育てしやすいリビング」は、大人も生活しやすいリビング、と言えます。
固定概念に縛られないこれからのリビング、ぜひ一緒につくってみましょう!