【家づくりノウハウ】人工芝と天然芝の違いって?

こんにちは!兵庫県三木市を中心に健康に住み続けられる家づくりを手がける高階です。

家づくりの際に、外構や庭づくりについてご相談いただくことが多いのですが、その際よく聞かれるのが「天然芝と人工芝、どっちがいいでしょうか?」という質問です。
そこで今回は、天然芝と人工芝の特徴を比較してみます!

■天然芝とは
天然芝は、日本芝と西洋芝に大きく分けられます。
一般的な日本芝は冬に葉が枯れてしまいますが、西洋芝は冬も緑の葉を茂らせます。一方で、日本芝は高温多湿に強く、日本の環境に適しているのが特徴。
西洋芝は涼しい環境を好むため、真夏に調子を崩すこともあります。ふかふかとした感触が心地良く、裸足で歩いてもチクチクしません。
クッション性が高くペットにも負担がないため、お子様やペットが思い切り遊ぶ場所には天然芝がぴったりです。
一方、お手入れが大変な面もあります。
定期的な芝刈り、雑草対策が必要になってきます。
また、十分な日当たりは必須条件になります。

■人工芝とは
人工芝は、合成樹脂(ナイロン、ポリエステルなど)で作られたものです。
葉の長さによって感触が変わり、葉の長さが5mm~10mmのものをショートパイル、40mm以上のものはロングパイルと呼ばれます。
小さなお子様やペットを遊ばせるには、ロングパイルの方がクッション性が高く適しています。
また、感触や見た目を限りなく天然芝に近づけたリアル人工芝なども販売されています。人工芝は敷く場所を選ばず、敷いた後のお手入れがほぼ必要ないため、近年人気が高まっています。
日当たりが悪く天然芝がうまく育たない場所などにも適しています。
ただし、使っているうちに葉が取れたり横に倒れてしまったりするのがデメリット。
大体7~10年程度で交換する必要があります。
また、熱を吸収しやすいため真夏などは熱くなりやすいという注意点もあります。

芝生の種類も色々。
目的や敷く場所、ご予算などに応じて、上手に使い分けてプランニングしましょう!