【家づくりノウハウ】ところで、「C値」ってなに?

こんにちは!
兵庫県三木市を中心に健康に住み続けられる家づくりを手がける高階です。

最近ではカタログやテレビなどでもよく耳にするようになった、「C値」というワード。
今回はその「C値」について、できるだけ簡単に、分かりやすくご説明させていただきます!

まずC値を一言で表すと、「住宅にどれだけの隙間があるかを示す値」
住宅内にある「隙間面積」を「延べ床面積」で割った数値がC値で、床の面積1㎡あたりにどれだけの隙間があるかを数値化したものです。
そのため、数値が大きければ大きいほど隙間面積が多く、数値が小さければ小さいほど隙間面積が少ない、ということになります。よって、数値が小さいほど気密性が高く、高性能と言えるのです。

C値の測定方法は、住宅内に設計通りに空けてある穴を全て塞ぎ、特別な機械を使用して室内の空気を強制排出します。この際に生じる風量や気圧の差を利用して、C値を測定します。
当社では全戸で気密測定を行なっており、C値o.6以下の数値を推奨仕様とさせていただいています。
ちなみに、0.6以下という数値は北欧・スウェーデンの住宅基準と同じ数値。日本では、高気密住宅と言えるのはC値1.0以下の家とされています。

住宅の気密性が高いということは、外からの花粉やホコリ、PM2.5といった有害物質をシャットアウトするほか、断熱性の低下を防ぎます。
クリーンな空気、夏は涼しく冬はあたたかい室温、結露やカビが防げる構造は、今や家づくりにおいて必須項目。住宅の性能を判断する基準として、C値はとても重要です。

当社では気密測定を全ての住宅で行い、独自の厳しい基準を設けております。
確かな高性能住宅で、快適な暮らしをお約束致します!