【マイホーム豆知識】防水シートが溶ける?!

昨今の猛暑の影響もあってか、家のリフォームをする際にルーフィング(屋根下地に敷く防水シート)が猛暑で溶け出している光景を目にすることが増えました。

実は防水シートは劣化しやすいパーツの一つだということをご存知でしょうか?


屋根の通気層の温度は100度近くまで上昇することがあります。

耐熱温度が低い防水シートだと、冒頭のように暑さで溶けてしまったり劣化してしまうこともあります。

問題は熱だけではありません。

防水シートは外壁にも使われているのですが、外壁材の仕上げや汚れに雨水が混じると壁面に界面活性剤成分が流れ落ちることがあります。

あるメーカーの実験では、一般的によく用いられる防水シートを界面活性剤を含む水に3日間浸したところ、性能が70%から100%劣化したという報告もあります。

一方で、当社が標準で使っているウルト(ドイツの世界的建築資材メーカー)の防水シート「ウートップ」は同じ条件下でも全く劣化がありませんでした。また、ウートップは120℃の温度に耐え得る素材です。


一口に防水シートと言っても、その性能の差はかなり大きいと言えます。
防水シートが劣化してしまうと以下のように様々な問題が出てきます。


・雨水が侵入し、木材が腐朽(ふきゅう)したりシロアリ被害が急速に進む

・結露が起きやすくなり、カビや菌類が繁殖し健康被害が出ることもある

・断熱性能が下がり、冷暖房費が増大する

・家の耐久性が下がり、資産価値に悪影響を及ぼす

建ててすぐの断熱住宅は性能が良くても、使う資材が十分に検討されたものでないとこのような問題が起こるのです。

知らない間に屋根や外壁の防水シートがボロボロになっていたということが無いように、防水シートの性能チェックにも少し気を配ってみてくださいね。


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